人見知りだとおもってたら社交不安障害だったってよ Vol.12

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人付き合いはミルクレープみたいだ

唐突ですが、私はス●ローの「北海道ミルクレープ」が好きです。
とはいえ、血糖値が気になるお年頃なのでたまに食べる程度ですが
量とクリームの甘さがちょうどよい塩梅で食べるたびに小さな幸せを噛み締めます。
それまで、ミルクレープ自体あまり好きではなかったのですが
北海道ミルクレープを食べて以来ミルクレープそのものも好きになりました。

・・・と、スイーツの話はここまでで。
最近、社交の場面でミルクレープを思い出す場面が増えました。

 

「第一印象が大事」

よく聞く言葉ですよね。
人は見た目が大事とか第一印象で悪い印象がつくと取り返せないとか。

「お前は器量が悪い」
「背の高い女はヨメの貰い手がない」と
言われて育ってきた私は
自分は存在だけでマイナスの第一印象を
下される要素を持ち合わせている、と
認識して生きてきました。

昭和時代は謙遜的な意味で身内を自虐する風習が
少なからずあったので、
この言葉が100%悪意のもと発せられたものか、
照れ隠しなのか今となってはわかりませんが素朴な私は

「私は器量が悪い」
「背の高い女はヨメの貰い手がない」
「第一印象が大事」

これらをまっすぐ受け取って成長しました。

よって人に会う時
「自分を殺し無害で小さい存在に見えるよう」
「ボロを出さないように相手の求める像に合わせて振る舞う」
「失敗してはいけない、失敗したら取り返せない」
といった思い込みを背負って臨んできました。

これじゃ疲れるに決まってます。
相手と知ろうとしてるんじゃなくて亡霊と戦っているのですから。

 

ヒット&アウェイ

ここでミルクレープが捉え方を変えてくれました。
第一印象は確かに大事でそれを取り返すのは容易じゃないけど、

一回で自分を知ってもらおう、知ってもらえると考えるのも
「第一印象に期待しすぎじゃないか?」って

第一印象で判断されてそれっきりという場面はもちろんあるけど、
全ての場面が、全ての人が、そうとは限らないのかもしれない。

薄い印象、薄い接点も重ねることで
人間像を伝える方法もあるのかもしれないし
それができる関係もあるのではないか?

それなら自分でも辛くならずにできるかもしれない。
大きな成果を目指そうとして挫折し全部放りなげるくらいなら
多少の失敗には目を瞑りながら無理なく続けられる方法を
選ぶ方がいいかもしれない。

ミルクレープは人付き合いのシンボルになりました。

 

疲れてる時は「悪くとりがち」

ここで注意が必要なのが私自身が疲れているとき
「人の言動を自分への敵意があると取りがちな“クセ”がある」という点。

弱っているときは些細なことで
「この人は自分のことを嫌っていて攻撃している」と早合点し
せっかく重ねたミルクレープを自分で早々に潰してしまう傾向があります。

どういう状況でどんなクセが発生するかと把握しておけば、
その状況に陥ったとき
「その判断早くない?ウラ取れてる?勝手に傷ついてない?」と保留でき

「オーケー矢凪。君は今考えすぎだね。まずは早く寝よう」
「考えすぎて眠れない?ならば運動しよう!無理ならゲームでも可」
などといった対策がとれるわけです。

 

少しづつ重ねて作る印象もある

パステル画は色を重ねて複雑な色合いを作ると聞いたことがあります。
「私はこんな属性のこんなキャラです!」と鮮明に打ち出すことは
他者から理解してもらいやすいけど、
わかりやすくする際に削ぎ落としてしまうものがあること
こぼれ落ちたものもまた大事な自分の一部なことを忘れないでいたいものです。

広く多く早く人と交流するのには不向きな関わり方だけど
自分なりの持続可能な社交の方法で心の扉を閉じきらず生きていけたらな、と思います。

 


~執筆者プロフィール~

アートディレクター・デザイナー 笠原矢凪(かさはらやなぎ)

地方在住A4チラシデザインがメインの紙の人「なぜ決まった時間に保育園にいかなきゃいけないの?天気のいい日は道草してからでいいじゃん」と思ってた元子ども。時を経て子どもが「今日はなんとなく保育園にいきたくない気分」と言われるとなんか納得してしまう母。味噌は赤派。

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