こんにちは。フリーライター&編集者の渚いろはです。
とうとう愛しの、ジャガーくんに会いに行く日が来ました。
シェルターには、家族3人で向かいました。
当日、私以外の家族二名(夫、息子)は、正直状況よくわからずシェルターに向かった感じでした。一方私は、今まで写真でしか見たことなかったジャガーくんの実物に会えることに、わくわくしていて、朝からテンションが高い状態。
シェルターに着き、受付を行うと担当の方がジャガーくんの部屋に案内してくれました。
ジャガーくんのいる部屋は本館隣にある別館。
こちらは1階が子猫部屋、2階は病気などのキャリア部屋でした。
ジャガーくんは猫エイズの子がいる部屋にいるとのこと。
担当の方とそっとその部屋を開けると……。
いました!ジャガーくん!
あ、思ってたよりもかなり大きいんだ!
キャットタワーの座るところからお尻がはみ出しているよー。
猫エイズ部屋へ訪れる人はあまりいないそうで、いきなり4人も人が来て、猫もちょっと興奮気味。少し喧嘩もあったりしました。
ジャガーくんへのお近づきのしるしとして、猫が大好きな「ちゅーる」をいただき、口元にだすと、ペロペロと舐め始めました。担当の方から、ジャガーくんの様子や、気になっていた猫エイズのことも聞きました。
猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)は
・けんかなどで大量の血液がでたりすると猫同士でうつることがある。
・母猫が猫エイズの場合、子猫にうつることがある。
・室内飼育で去勢、避妊手術を終えて、血が出る喧嘩がなければ、ほかの猫にうつることもない。もちろん人にもうつらない。
・ストレスのない環境を整えるなどすると、猫エイズを発症せず、寿命を終える猫も多い
などの話を聞きました。
現状、ジャガーくんは猫エイズを保有しているけれど、発症はしておらず、ご飯を食べて、寝てを繰り返す普通の猫。
シェルターでは、びびりで引っ込み思案なので、お客さんが来てもマイペースに過ごしているとのこと。
私は、目の前にジャガーくんがいる、本当に存在している猫なんだと思うだけで胸いっぱいで、「猫エイズ」を持っていることも、ジャガーくんの個性と思えてきました。
ジャガーくん以外のたくさんの猫たちにも会い、遊んで、この日は帰宅しました。
家に帰ってからも私の頭の中はジャガーくん一色でした。
執筆者プロフィール
渚いろは
フリーライター&編集者。小1で文鳥の雛を飼い始めたのをきっかけに、金魚、カメ、ハムスター、インコなど、犬猫禁止の団地住まいで飼えるものはほぼ飼育済。犬猫を飼うのが子どもの頃からの夢だった。愛読書『動物のお医者さん』、『シートン動物記』。尊敬する人ムツゴロウさん。保護猫シェルターサイトで記事執筆あり。本業では街、子育て、グルメ、人物取材を手掛ける。アイコンは息子が描いたジャガーくん。