カラダを感じて、ココロが整う暮らしVOL.1

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40歳を過ぎた頃から、子育てしながらフルタイムで働き続けることに、ほとほと疲れ果てていました。これまでのように、がむしゃらハイペースで全力投球の生活は、いつか破綻するなあと漠然とした不安を感じていました。

勢いのノリだけで生きてきた、交感神経全開モードの私が、そんな不安と正面と向き合い、自分のカラダの声を聴き、カラダを慈しみ、カラダを愛でる方法を学んでいくことで、心地よいカラダの状態を感じることができるようになりました。

自分の毎日のカラダの状態を理解することで、ココロも整い始めます。カラダとココロを整えて、毎日をご機嫌に過ごしたい。そのために歩んできた私のカラダとココロのあれこれについて、お届けします。

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独身の頃、女性上司が「仕事と子育ての両立“支援”じゃなくて、両立“試練”よ」と呟きながら、とても辛そうに働いていました。その上、私は不妊治療の末、二人の子どもをやっと授かりました。

そんな経験を経て、子どもが小さいうちは、子どもとの時間を大切にしたいと考えるようになります。その想いを職場に伝えると、子育てと仕事が両立しやすい職場へ配属してもらえました。しかし、職場、保育園、家のトライアングル生活を続けているうちに、自分のやりたいことができない毎日に物足りなさを感じるようになります。

そこで、かねてから興味のあった女性が働くことを支援する部署への応募制度にチャレンジしてみたいという気持ちが湧いてきます。しかし、家族は子育てが両立しやすい今のような職場を望んでいました。また、私自身も、子育てしながら仕事に注力できるのかと悩みました。そんな時、当時の上司が、「やってみたいなら、チャレンジしてみたほうがいいよ」と背中を押してくれました。

書類審査を通過し、いよいよ面接です。面接では、女性の就業支援の仕事は入庁動機でもあり、働きたい女性のための仕事がどうしてもしたい!という想いを伝えました。その結果、念願の部署に異動することができました。上の子どもが小学校入学したばかり、 下の子どもは保育園、私は41歳の時です。

大好きな仕事への異動だったこともあって、土日祝夜間の変則勤務や残業も厭わず、家族や両親の協力を得ながら、がむしゃらに働きました。

しかし、しばらくすると、毎日頭痛、 肩こりが辛くて、仕事を終えて帰宅するとぐったりしていました。朝起きても、疲れがとれません。でも、仕事も子育ても待ってはくれない。 目の前の「やらねばならない」ことに追われ続けて、カラダのことはついつい後回しにしてしまいました。

カラダの疲れが解消されず、どんどん蓄積してきます。そうするうちに、気分も落ち込み、とうとうメンタルクリニックにお世話になることになりました。 薬を飲みながら、騙し騙し、職場に通う毎日が続きました。私がメンタルクリニックに通うのは、この時で3度目でした。毎回事情は違えども、同じことを繰り返す自分が情けなくなりました。

このままではいけないと思い、カラダとココロの不調を直すために 、疲れやメンタルの本を読み漁りました。ある本を読んで、年齢を重ねると、自律神経が低下するので、夜になれば疲れるのは当たり前ということを知ります。

毎日、疲れるのはしょうがない。でも、一晩寝れば、スッキリ目覚めて、気持ち良い朝を迎えられることが大事とのこと。そんなカラダづくりを目指して、毎日の生活を見直すことを始めました。

 

 


〜執筆者プロフィール〜

上木 宇宙(うえき そら)
まんなか世代の公務員。

地域の仲間と“カラダ”をキーワードにしたコミュニティを立ち上げました。

自分のカラダとココロの心地良さを学び、実践しています。

毎日の朝のラジオ体操、昼の野口体操で、カラダの声を聴いています。

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